㉞観世音寺
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観世音寺は百済救済のために九州に下った斉明天皇が
661年に朝倉橘広庭宮(あさくらのたちばなのひろにわのみや)で亡くなったため、
天智天皇が発願した寺。
80年以上経った746年にようやく完成。
西海道最大の規模で「府の大寺」といわれました。
最盛期には49もの子院がありましたが、
そのほとんどは失われました。
現在の講堂と金堂は17世紀に再建されたもの。
宝蔵には圧倒されるほど巨大な丈六仏(約5m)3体(馬頭観音、不空羂索観音、十一面観音)のほか、
金堂、講堂に安置されていた諸仏が収蔵されています。
菅原道真公が南館で聞いた梵鐘は
「糟屋評(かすやのこおり)」の銘がある妙心寺(京都)の梵鐘と同じ鋳型で造られたとみられており、兄弟鐘とされています。
妙心寺の方が新しい時代の意匠を取り入れていることから、
観世音寺鐘の方が20年ほど早く造られたと推測されています。
現在、梵鐘は保存のため九州国立博物館に寄託されています。






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