㉙神牛塚

神牛塚（神牛塚）は五条公民館の近くにあります。

道真公が亡くなると、亡骸は牛車に乗せられ運ばれましたが、

牛は途中でうずくまって動かなくなりました。

そこでその場所に葬られました。

それが今の太宰府天満宮。

務めを終えた牛は帰り道に突然倒れて死んでしまいました。

そのため塚を建てて供養したのが神牛塚です。

もともと建てられた自然石（野石）の横に

大正時代、新たな神牛塚の碑も建てられています。

神牛塚の碑を建てたのは古川勝隆氏。

大正元年から大正9年まで太宰府町長を務めました。

大正14年に還暦の記念として建てたということです。

古川氏の生家は金掛け梅の伝説が残る古川家です。

野石

大正時代に建てられた碑

神牛塚：太宰府市五条1丁目4