2月18日最新情報⑰鯰石(なまずいし)道真公の伝説が残る石。 このあたりの沼には大鯰がいて通行人を悩ませていました。 ある日道真公が通りかかると大鯰が出てきて立ちはだかりました。 そこで道真公は太刀を振って頭、胴、尾の3つに切って退治しました。 それらは飛び散って石に変化したとのこと。...
1月9日最新情報⑯開運の道天拝山の登山道として最も利用されているのが開運の道。 ハイキングのような軽装でも登れる道で、人気のコースです。 八合目までは道幅も広い緩やかな坂道が続きますが、 そこから頂上までは436段の階段が待っています。 筑紫野市観光協会は2009年、創立50周年記念で...
2022年12月14日最新情報⑮天神さまの径御自作天満宮の左手から天拝山に登る道は 「天神さまの径(みち)」と名付けられています。 天拝山社まで1025m。 約100メートル間隔で道真公の歌碑11基が建てられています。 筑紫野市商工会、観光協会が中心となって1997年に完成。 起点の和歌は有名な...
2022年10月30日最新情報⑭天拝山道真公が無実を天に訴えるため、 七日七夜、岩の上に立って祈り続けた山が天拝山(標高257.4m)です。 すると天から「天満大自在天神」と書かれた尊号が届いて、 願いが成就したといいます。 それから天判山(てんぱんざん)と呼ばれていた山は天拝山と山名が変わりました。...
2022年10月5日筑紫野⑬森の天神跡地道真公がもともと像を刻んだ場所は5~6m程度の小高い森で、 現「古民家cafe 華蔵(かぐら)」の裏あたりにありました。 そこには祠がありましたが、 今は御自作天満宮の位置に移されています。 森の天神跡地は1999年に削られ、平地となっています。 森の天神跡地:福岡県筑紫野市
2022年9月1日最新情報⑫紫藤の滝御自作天満宮へ上る階段の左手にある落差2mほどの小さな滝。 道真公が無実の罪が晴れるように天拝山で祈ったときに、 百余日、この滝に打たれて身を清めたといわれています。 滝壺の横には禊(みそぎ)をする際に脱いだ衣を掛けたという衣掛(ころもがけ)の岩があります。...
2022年8月7日最新情報⑪御自作天満宮武蔵寺の左手にある御自作天満宮。 道真公が武蔵寺に参詣されたとき、 自ら像を刻んだといわれ、御神体となっています。 1586年、九州制覇を目論む薩摩の島津勢は 武蔵村、武蔵寺、天拝山に火を放ち、 筑紫広門の端城の天判山城、飯盛城などを攻略しました。...
2022年6月7日最新情報⑩通古賀(とおのこが)の飛梅原木府の南館(現榎社)の庭にあった飛梅は 太宰府天満宮の本殿造営時に移されました。 通古賀のこの飛梅原木は南館にあったときの証として、 ほど近いこの地に植え継がれたということです。 *私有地なので立ち入らないようにしましょう。...
2022年5月9日最新情報⑨榎社(府の南館跡)道真公謫居の場所は都から赴任してきた官人の官舎「府の南館」でした。 道真公は901年から903年に亡くなるまでここで過ごしました。 1023年、道真の霊を弔うために 大宰大弐藤原惟憲(ふじわらのこれのり)はここに浄妙院を建て、...
2022年3月18日最新情報⑧衣掛石道真公が旅衣を掛けたという衣掛石。 現在は衣掛天満宮の前の日田街道と平行する県道112号沿いにある小さなお社に祀られています。 石には、宝篋印塔(ほうきょういんとう)が彫られています。 衣掛石:福岡県太宰府市国分2-16
2022年3月11日最新情報⑦衣掛天満宮衣掛(きぬかけ)天満宮には道真公が松と石に旅衣(たびごろも)を掛け、 新しい衣に着替えたという伝説が残っています。 その松と石を祀ったのが衣掛天満宮(衣挂天神)とされています。 衣掛の松は枯れ、1953年に松の絵を描いて絵馬(拝殿の中)とし、...
2022年2月16日最新情報⑥姿見井東門を通った道真公が身支度を整えるため、 姿を池に映したといわれている池が姿見井(すがたみのい)です。 水に映った姿があまりにもやつれていたのを悲しんで、 池の水をかき回したら、水はにごり、 その後二度と澄むことはなかったという伝説があります。 現在あるのは復元されたもの。
2022年2月12日最新情報⑤水城跡水城の渡しから上陸した道真公は 水城の東門を通って大宰府に入っていったと思われます。 660年、唐・新羅連合軍に滅ぼされた百済の救援のため倭国(日本)は派兵しますが、 663年、白村江(はくすきのえ)の戦いで大敗。 翌年、664年に防衛のために築かれたのが水城。...
2022年1月3日最新情報④老松神社 水城の渡し跡新年明けましておめでとうございます。 例年、お正月の太宰府は全国でも最もにぎわう場所の一つとなります。 コロナ禍でいつもどおりではありませんが、そこそこ人出があるようです。 道真公が太宰府に残した足跡は太宰府天満宮だけに留まりません。...
2021年12月26日最新情報③水鏡天満宮福岡市最大の繁華街、天神の名称は 江戸時代に遷宮された道真公を祀る水鏡天満宮に由来します。 海岸と平行に伸びる東西に細長い地区が江戸時代の天神町(てんじんのちょう)でした。 太宰府の水城跡近くにある姿見井(すがたみのい)と同じく、...
2021年12月25日最新情報②鏡天満宮ホテルオークラ福岡に隣接している鏡(かがみ)天満宮。 道真公が博多に上陸した際、 やつれた顔をご覧になったと伝えられる鏡をお祀りする神社です。 鳥居前に渡唐口跡とあるのは かつて大陸と行き来した船が接岸した場所であったことから。 遣唐使もここから旅立ったということです。...
2021年12月16日足跡をたどる①綱敷天満宮綱敷(つなしき)天満宮の御祭神は菅原道真公。 道真公が博多の袖の湊に上陸した際、漁師が舟の綱を輪にして敷物を作って休憩の場所にしたという伝説によります。 綱敷天満宮がある綱場町の町名は戦国期の日明貿易の資料に「綱庭」とあり、...
2021年11月6日足跡をたどるコラム スタート道真公や紅姫のたどった場所が今も残る福岡・太宰府。 コラムではそのゆかりの場所を作者前野りりえが訪れて紹介します。 本では紹介されていないエピソードも紹介していきます。 お楽しみに! *コラム記事参考文献・ホームページ 太宰府市HP/太宰府市史/大宰府展示館HP/太宰府市日...